shirophoo65の酒飲んで好きな話をしよう

酒飲みながら日常をつらつらと

甲子林檎を飲んだって話

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甲子ってきのえねって読むんですね。
知りませんでした恥。
甲子林檎

獨協大学の文化祭に遊びに行った帰りに購入しました。
かみさんが「これが良い!」の一声で決定。
はっきり申し上げると、僕の好みではないと思ったのですが、いろいろ悩んでいたところに一言飛んできたので、妙に納得しての購入です。

下の娘が、このりんごジュースよこせって大騒ぎしてました。
僕もシードルかと…
この甲子林檎は多酸性酵母(協会77号酵母)を使用しており、リンゴ酸を多く含んでいるという事で名付けられたとのこと。
酸がしっかりしていて、いわゆる“ワイン”っぽい日本酒だという事です。
純米吟醸生酒
使用米:五百万石
日本酒度:-17.3
酸度:2.7
アルコール度:15%

これだけでも、甘酸っぱさが伝わってくると思います。
香りは思ったよりも、強くない。
ただ、カリッとした酸を感じる。
りんご酸って香り有るんだっけか?分かりませんが、ホントにリンゴっぽい酸。

口に含むと甘酸が主体の、リンゴのような果実味のあるフルーティな日本酒。
はっきり申し上げると僕はあんまり得意としない部類。
でも、なぜかこの酒は美味しく飲める。
???
しかもご飯時にぐいぐい。
甘酸強いとどこか洋酒というか、リキュールっぽさあるけど、これは食中酒としてのバランスがかなり良い!
最後に酸がキュッと締めることのできる程度の甘み、切れた後に舌に残る米っぽさ。
酒の設計がすごく良いんだと思います。
飯時にくどく感じる要素を上手くそぎ落としてるなと。

以前、飛良泉 マル飛No.77(これも同じ77号酵母)を飲んだ時は甘みと酸味が強すぎてて、余韻に甘さが残ってリキュールって感じだった。
食後酒と思えば全く問題なかったけど、だったらリキュール飲むかなって感じだった。

ちなみにこの甲子林檎を間違って常温で置いておいたら、チョコっぽさが出てきておりました。
ちょっとのチョコはあんまり合わなかったので、せっかくだからもうちょい放置しておこうかなと。
常温放置はオススメしません!
冷蔵保存で、早めに飲みきれ!といってもすぐ飲み切るから、とりあえず買え!
以上