鍋と一緒に日本酒を味見したって話：喜楽長、花の香、大倉、黄金澤

何となくかみさんが石狩鍋食べたいっちゅうことで、そんなら燗！飲みました。

何となくって言ってますが、これはおそらく、「クレヨンしんちゃん」で出てきたので頭の片隅に残ってたってやつだと思います。

 

娘は「え～！」って言ってましたが、その回のしんちゃん見せたらテンションあがってました。結果バクバク食ってました。

 

まさに「赤子の手をひねる」ってやつです。

 

ちょろいもんだぜ。

 

ということで、鍋を食べながら、日本酒を頂く。

今回は

喜楽長　辛口純米

大倉　ドＳブレンド　山廃純米　無濾過生原酒　２８ＢＹ

花の香　海花　純米大吟醸

黄金澤　山廃純米　原酒　ひやおろし

の４種

 

喜楽長　辛口純米

スイスイ飲める系。冷やでも燗でもとあるけど、冷やの方が美味い。

燗でも良いけどゆるめがよろしいかと。

角がなく、スッと入ってくる。

ただ、開けたてはそっけない部分もあるので、今回の石狩鍋には燗した方が良いかもです。

 

そっけない辛口だけど淡麗ではない、辛口ってことの分かり易い酒だと思います。

果実感は無し。米の酒って感じで、飲み飽きず、和食に最適かなと。

常温でほっといても全然問題ない酒質ではあるので、ゆっくり飲みます。

 

大倉　ドＳ

生原酒の常温放置していたもの。

まとまってきました。

冷や推奨。

若々しさは薄れ、穀物感、それからナッツもちょいちょい顔を出してきました。

これらの酸味との相性が良い！しかもこの酸味はフルーツのそれじゃなく、山廃らしい腰のある酸。

ムレ感でてきたけど、ダレはなし。

うまうまでございました。

大倉美味し！

いわゆる生熟成のこの酒は燗にして鍋と楽しむにはもうちょっと時間が必要だと思います。

 

花の香　海花

大きな変化はない。

ポーンとした香りが収まってきたので飲みやすいっちゃあ飲みやすい。

ただ、それだけの酒になるので、放置はよした方が良いかなと。

燗にしたら、悪くはなかった。

鍋にならちょっと燗しましょう。

 

黄金澤　ひやおろし

ん～。

何というか、今の状態での判断はできません。

火入れ＆原酒ということで、大きな変化はしないってことで。

開けたての硬さは抜けてきたけど、硬さがあった方が印象が良い。

でも、数か月ほっとくと熟成由来の香り、味が出てくれば鍋に合わせやすくなると思う。

 

鍋、今回の石狩の味噌のような発酵した食べ物にはちょっと熟した方が合うのかなと。

塩、しょうゆ、出汁メインだと結構なんでもいけると思いますけどね！

 

ということで

以上