今季最高を連発中。究極？の熟成ビール：エールスミス、アウトベーゼル

ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまい、１日が長いのなんのって…

英気を養うために、日本のビール界のエールスミスことカタラタスにお邪魔してきました。

 

アメリカ研修に行ってきたという事で、色々とお話を伺いながら一杯目

 

アウトベーゼル　ファロ

何と世界２００樽の超限定！

限定に弱いです、はい。

蔵付きの天然酵母飲みによるビール。

天然酵母でのビールって酸っぱいんです。

なんで、結構フルーツ入れて中和させたりするんですが、全くそれもしない自然派（？）なビール。

酸っぱいですよ、かなり。

でも、刺さるような酸味じゃなくって、熟成させてまろやかになってお酢みたいな感じ。

飲むお酢と言っても良いくらい。

そこに麦のふんわりした風味や、甘味もあったりして癖になる。

 

うまいな～なんて思いながら冷蔵庫を眺めていると…

なんかやばそうな瓶たちがあるので聞いてみると。

エールスミスの限定樽熟ビールでした。

全部並べたところ撮れば良かった。

 

で、選んだのがこいつ

エールスミス　デカダンス　２０１４

値段は普通の瓶ビールの桁が一個多い。

やっちゃいましたよ。

 

でもですね、かなり美味い。

ビビるほど美味い。

書いてある通り２０１４年の３～４年の熟成高アルコールビールなため、熟成感はしっかりある。

でも、味はかなり洗練されている。

熟成によって、味、香りが複雑になるからボリュームが出る。

そうなると、旨味を取ると美味いんだけど、雑味を取ると、ん～どうでしょうね？ってことにあることも多々ある。

これにはそれがない。全くない。

最期の濁った澱の部分については多少はあるけど、スタイリッシュでエレガント。

しかも、熟成の味ののりや、香りの複雑さはしっかりある。

ファンタスティック！

 

これを購入した際に熟成庫を見させてもらったとのことですが、やっぱりひんやりしていたらしい。

低温で管理し、じっくり熟成させてなせる味なんですな！

基本となるビール（バーレーワイン）も丁寧に作られてりゃそりゃたけーに決まってますね。

でも飲む価値はある。

 

他にもＷＩＰＡ、インペリアルスタウト、ストロングエール等々美味そうなものがありましたが、お財布事情で断念（泣）

 

久々に良い酒飲みましたが、さすがに１０％のビールは酔う。

 

以上