shirophoo65の酒飲んで好きな話をしよう

酒飲みながら日常をつらつらと

埼玉古墳群へ行ってきた:古墳編

前玉神社を後にし、大きい公園、さきたま古墳公園へ

 前回からの続きです。

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 家の周りだと、走っても車来るし、公園は人ばかり、でもここは広いし、人少ないし、子供は満足!
今回自作の凧を持って行き、全力で走り回っていました。

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三つの大型前方後円墳(稲荷山、将軍山、二子山)を登ったり見たりした

で、せっかくなので、古墳とも戯れることに。
今回見た古墳は稲荷山古墳、将軍山古墳、二子山古墳の3つ。
名前だけ見ると、なんだか関取みたいな古墳ですね。
しかもこの3つ、大きさも、世代も似通っている前方後円墳

しかし、整備のされ方が若干異なっています。
稲荷山、将軍山はすでに調査済なため、整備がしっかりされており、登れたり、触れることのできる古墳。

将軍山は登れはしないけど、綺麗に前方後円墳の形状が整えられていて、埴輪などの装飾も施されています。

それらに対して、二子山古墳は未だ本格的な調査がなされていないため、古墳の形状に年月が感じられ、なめらか。自然ぽいという感じでしょうか。

ということで、まずは稲荷山古墳に登ってみました。
ちなみに前回来た時は円墳の丸墓山古墳に登りました。

 

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稲荷山古墳/前方後円墳/国指定(特別史跡

ja.wikipedia.org

この稲荷山古墳は埼玉県民が歴史の教科書で初めて埼玉を確認できる遺跡の一つ。
しかも国宝の剣(稲荷山古墳出土鉄剣)まである。
ちょっと誇らしい気持ちになったという記憶がある、思い入れのある遺跡です。
国宝持ちなので、国指定の特別史跡
つまり上級史跡。
とはいっても、奈良のキトラ古墳高松塚古墳と比べるとちょっと格落ち、相撲でいうと幕内力士、いや、小結という立ち位置かな。
でも、そんなことはどうでも良いのです(涙目)。

登っての感想ですが、円墳とちがい、前方後円墳はまた違う楽しさがある。

山の頂上に登る円墳と違い、山を登って、尾根があって、また山みたいな。
高さはないけど、流れがある的な感じ。
娘たちは方から円までのラインが面白かったみたいで、何度も行ったり来たりしてました。
触れる、体験できることのできる古墳ってイイですね。

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上から(方)の眺め

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円へ向かう

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こちら(円)にあの有名は剣など、装飾品が見つかっています。

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次は二つの古墳(将軍山、二子山)を眺めてきた。

将軍山古墳/前方後円墳/県指定

ja.wikipedia.org

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ここはすでに調査されているため、綺麗に外部整備されている。
全身芝生に覆われていて、埴輪が飾ってある。

とても綺麗、でも以前見た時も何となく違和感があったのですよね。
それが近くで見て「あ~これか」と

芝生&埴輪。
この組み合わせ。
古墳=芝生(自然物)
古墳=埴輪(人工物)
何となくこのイメージはあるんですが、これが横並びにあると、なんかあべこべに感じちゃうんだなと。
それらしく整備されているけどね。
面白いから良いけど。

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ちなみに、こちらは雰囲気で言うと、関取、十両くらいでしょうか。
既に調査済みということで、伸び代はあまりない。

でも、味はありますよ!!

次は二子山~
二子山古墳/前方後円墳/県指定

ja.wikipedia.org

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ここはまだ本格的な調査はされていないので、整備はされていない。
今はまだ十両級ですが、これからの本格調査によってはまだまだ伸びしろ十分。
稲荷山級、それ以上の物が出てくればこっから一気に内幕、いや、三役も夢ではない。

夢いっぱいの古墳です。

ここは、はっきりした輪郭はなく、芝生で覆われていて、ふわっとした前方後円墳の形状。
こっちの方が自然?というか、土地になじんでる感が強い、ように感じる。

僕はね。

整備されていると、昔の人の墓感強くって、そうではないと、自然の力を強く感じる。
人工物と自然物のあいまいさが古墳の面白さなのかなと。
僕は、「あ、こっちはあっち系?こっちあこっち系?」なんてな感じで適当に楽しんでおります。

以上