かわいらしい古墳を見に行ったって話:塚廻り古墳群第四号古墳
ソーシャルディスタンスを保てる、人との接触も控えるということで、ちょっと群馬県へ行ってまいりました。
目的はここ
塚廻り古墳群第四号古墳/帆立貝式古墳(前方後円墳)/県指定
カーナビを頼りに向かったのですが、農道のような道を進んでいくので、ちょっと不安になります。
そばに茂みがあり、それか?と思いきや、違う。
古墳はいきなりあらわれます。
娘が見て速攻
「四角ちっさ(笑)」
確かに僕も思った。
確かに小さい。
これ、前方後円墳ではなく、帆立貝式古墳というらしい。
帆立ね。確かに。
でも、僕的にはこれメルタン型です。
メルタンってこれ
頭が大きくてかわいらしい形。
古墳の側まで近づける。
それから、この古墳は復刻版的な感じで、周りに埴輪とかがあったりして子供が食いつきやすい。
ようは子供にも親しみやすい。
親子で楽しめる古墳。
それでは古墳の様子をどうぞ。
丁寧に整備&復刻されています。
ただし、地面が芝生っていうのはよくよく考えると「ん?」ですが、意外としっくりくるのが不思議。
それから、写真見てお分かりだと思いますが、我々家族以外誰もいません。
半径1キロには人っ子一人おらず、唯一確認できるのはサギだけです。
ソーシャルディスタンスは万全。
また、古墳と周辺の田んぼ探索で3・40分は遊べるます。
だたし、飲み物売ってるところも、トイレもないので万全な状態で行くことをお勧めします。
そんなに長居はしないと思うので、問題ないですけど、子供はどこでも遊び場になりますからね。
念には念を。
そんで、帰って晩酌。
なんだか食欲がわかなかったので、焼酎の親割りを
芋はかなり薄くても美味い。
麦は濃いめ。
どっちも美味しくいただいて結構ほとんど食わずに寝ました。
以上
- 帆立貝形古墳あれこれ
ちなみにこの帆立貝形古墳ですが、意外に知らなかった人多いんじゃなかなと。
僕もそのうちの一人で、そもそも前方後方墳と同じようなもんなんだと思っています。
が、違うらしい。全くの別物(諸説あり)
こういう形になった理由はざっくりいうと
「大和王朝が前方後円墳の築造に規制をかけていた」。
つまり作れる者と作れない者がいたってことらしい。
ん~なるほど、前方後円墳めっちゃ作りたいけど、大王ダメって言ってるし、ギリギリこのくらいなら怒られないよね?ってことでしょうかね。
確かに前方後円墳ってめちゃくちゃスタイリッシュだけどね。
そう考えると、作った人ちょっとかわいい。
それから、大和政権(奈良?北九州?)にあって、距離のある群馬県太田市、そしてその周りの館林市、伊勢崎市などにもこの形状の古墳が多いってのもうなずける。
ん~でも、そこまで遠いとまねて作ろうってなるかね?
分からんですが、ここら辺のいろいろ本読みたし。
帆立貝形古墳の場所についてはこちら。
本当に以上