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正調粕取焼酎を初体験。モルト、ブランデー好きは買って飲めって話:天鷹

初の"正調"粕取焼酎を飲んだ。

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感想はこう。

 

今回飲んだ正調はアルコールが43度。
焼酎の経験値が皆無、さらに43度というアルコール度数から、比較対処がウイスキーに代表する海外のハードリカーしかないって事もあると思う。

けど、なんかそれだけじゃなくって、ローカルではなく、グローバルな感じなんだよなと。

 

飲んだ際の詳細?はこんな感じ 

グラスに注いでからまず感じたのは、若いウイスキー
特にハイランド、ローランドのモルト。しかも、微ピート(ピート)、樽香の弱いものだ。
ダイレクトなアルコールの甘み、そして香ばしさ。

 

さらに口に含むと、先ほどの印象とはまた別の方向へ。
まず感じたのはマールや、グラッパの様な粕取り系ハードリカーの渋み、それにアルコールの甘味が重なる。
その後、正調特有?の草っぽい青さ、穀物、さらには味噌、醤油の様な発酵調味料の"和"風味が広がる。
最後にしっかりキレる。

和が広がり、しっかりキレるため、"和のグラッパ"な感じ。

 

それと、ウイスキー(麦)ではなく、グラッパ(ぶどう)に近いのが意外だった。

穀物類だからウイスキーに近いと勝手に思ってたけど、糖分の多さなのか種類なのか、確かにビールはフルーティーな感じあんまないけど、日本酒はバリバリあるから、そこらへんなんだろうか。

さらには青っぽさもあるため、テキーラの風貌を感じるのも面白い。

 

この正調を紹介してくれた方が、テキーラ道場に道場破りに行ったってのはこういう事も見越してか、と正直感服しております。

 

美味いか?と言われると美味い!とはまだ思わんですが、モルトにハマってた時のあの楽しさがある。

ここがグローバルというか、大袈裟に言うと普遍的?な感じがするんだと思う。

 

僕は洋酒かぶれなとこがあって、日本の酒はかなり好きだけど、どこか日本人しかわからんだろうなって思ってたんです。

日本人が繊細だとか、特別だとかじゃなく、ローカルに発展してて、マニアの領域なのかなと。

 

でも、この酒はどこいっても受け入れらるワールドクラスの酒なんかなと。

かなりマニア度というか、ローカル度も高いが…

 

しかしこの世界に出れる正調粕取を作る酒蔵は今はほとんどないとのこと。

なくなるのは悲しすぎるぜってことで、ぜひぜひこの酒は海外の蒸留酒好きに飲んで欲しい。

刺さる部分はかなりあると思うし、酒蔵も新たな顧客を得られるし、新たに作る酒蔵も出てくる。

良い事しかない!

飲もう!

 

ちなみに僕は、以前ウイスキーにハマっていたことがあり、今回の経験でウイスキー、というより蒸留酒がマイブームになりそうな気がしております。

 

これを紹介してくれた方には本当に感謝。

でも!買うべきものを増やされたとも言える。

僕は感謝だけど、かみさんには謝れ!

嘘です。

マジでありがとうございました。

 

以上